オーロラ観測の疑問や持ち物、写真撮影などの質問にお答えします。
暖かい日、また夏でもオーロラは出ます。寒いときに見えるイメージがあるのは、一般的にオーロラが見える極北では、夏は白夜(日が沈まない)となり、辺りが明るすぎてオーロラが出現していても見えないからです。 しかし、夜の長い冬は周りが暗いため見ることができるのです。つまり、寒いからオーロラが見えるのではなく、オーロラが良く見える時期は夜の長い寒い季節となるのです。
12月〜1月は夜が長くなり、日照時間は短いですが、オーロラを見るチャンスは自ずと高まります。また、それ以外の時期では、夜はオーロラ観賞、日中は観光もしっかりとお楽しみいただけます。
薄い雲であれば、強いオーロラが出た時は見えますが、厚い一面を覆う雲、雪、雨などの天気では、難しいといえるでしょう。
いつ出現するかはまったくわからないものです。夜中の0時頃に出る時もあれば、朝方の4時頃に出ることもありますので、1日中オーロラが出現する可能性はあります。 ただ見ることができるのは、空が暗くなりオーロラの光を邪魔する光がなくなる必要があります。一般的に北米は23時から朝の5時ぐらいまでの間、北欧は18時から深夜1時ぐらいまでにチャンスがあるといわれています。
「カナダ ホワイトホース」対象
下記のセットの貸出しがあります。(レンタル料は旅行代金に含まれています。/現地到着時に耐寒ウェアをお渡しします。/ご出発前に身長、靴のサイズ等をお伺いします。)
上記以外のコースでは貸出しはありませんので、下記を参考に各自でご準備ください。
お手持ちのカメラの説明書を読んでいただき、下記の条件を満たしていれば、デジタルコンパクトカメラでも、ある程度の撮影は可能です。
オーロラ撮影ワンポイント
【構図】オーロラの出る方向により構図は左右されてしまいますが、一般的にオーロラのみを撮るよりは、周りの景色、山、建物等を入れたほうが、締まった絵になります。
【撮影終了後の注意】無事に撮影終了後、暖かい場所に入りますが、ここで注意が必要です。マイナス30度近い場所で冷やされたカメラをそのまま室内に入れると、寒い所から室内に入ったメガネの人に起こる現象と同じことが起こります。つまり、レンズが曇り、カメラ本体に水滴が付いてしまいます。これを防ぐには布やビニール袋などにカメラ本体を入れて、それをカメラバックにしまいます。そして室内に入れ、数時間後に取り出すのです。徐々に室内の気温に慣らす、これが重要です。
情報提供:ヤムナスカ社
北極圏の旅の服装・持ち物の基本をご紹介します。
行き先や季節によって異なりますので、下記の各地の気温・日照時間の表をご準備の目安にご利用ください。
また、ご準備にあたり、ご出発の約1ヵ月前に現地情報及び気候や服装、持ち物などをご案内いたします。
各都市の気温・日照時間
ご出発前に「旅のしおり」「旅の準備コール」で最新の現地情報をお伝えします。※日の出・日の入の時刻は毎月15日のデータです。また、年により気温などがかなり差がある場合があります。あくまでも目安としてご参照ください。
「ヤムナスカ オーロラスペシャルサイト」内、オーロラ情報館をご覧ください。