10月4日、東京(晴海)港に寄港中の豪華客船「セブンシーズ・マリナー号」の船内見学会に参加いたしました。
ラグジュアリー・シップの代表と言われるだけに、ロビーには上質な絨毯が敷かれ、様々な趣の絵画や上品なインテリアで各フロアが飾られ、全階吹き抜けのガラス張りのエレベーターが設置されており、その贅沢な環境に目を奪われます。

乗組員は多国籍で、初対面にもかかわらず昔からの友人のように目が合えば微笑んでカタコトの日本語で挨拶してくれるのが嬉しいです。
さらにお部屋には新鮮なフルーツやフレッシュなお花、社名【Regent Sevenseas Cruises】のロゴの入ったシャンパンなどが用意され、まさに船全体から「welcome!」と歓迎されているのを感じます。

また、全室にはプライベート・バルコニーが付いており、出港の風景をキャビンのバルコニーからご覧いただけば、きっと贅沢な時間をお過ごしいただけるでしょう。
船内で是非行っていただきたいのが「オブザベーション・ラウンジ」です。
最上階の船首にあり前面ガラス張りの為、ここからの眺めが大変素晴らしいです。
窓に向かい十分な数のソファとテーブルが配置されていますので、ここで食後のひとときを過ごされてはいかがでしょうか。
私が乗船した際は船が動いてなかったので流れゆく風景が見れなかったのが残念でした。
他にも様々な機械が揃うフィットネスセンター、静かで眺めの良い図書館等、短い乗船時間でしたがお勧めしたい場所がたくさん見つかりました。
メインダイニング「コンパス・ローズ」は時間を気にせずゆっくりと食事を楽しめる1回制のレストランです。
お隣のイスやテーブルとのスペースも十分にあり、それぞれのテーブルが自分たちの雰囲気を大切にし会話を楽しめる配置です。その他、ル・コルドン・ブルー監修の「シグネチャー」、オリエント・アジア料理の楽しめる「ラティチュード」、カジュアルな地中海料理の「ラ・ベランダ」等、4つのレストランから、その日の気分に合わせて、お好きな時間にお好きな方とお食事を楽しめるのも魅力的です。 グローバルではこのマリナー号で南米、そしてアラスカを巡るクルーズを2007年に予定しています。また、姉妹船の「セブンシーズ・ボイジャー号」では、大西洋クルーズや地中海クルーズを計画中です。
この機会に是非世界最高レベルのラグジュアリー・シップを体験されてはいかがでしょうか。
きっと船上に心地よいご自分の場所を見つけられると思います。






50才から始めた海外旅行 — 初めのうちは仕事上周囲に気兼ねして2年に1度のつもりがたちまち1年に1度になり2度になり、知人を誘って3度という風に中毒症状になってしまいました。数々の思い出は私の頭の中や胸の奥で素晴らしい財産となりつつあるようです。
友人と連れ立っての珍道中、内々の一人旅、孫達の成人祝いの偉ぶった旅、そうそう、妹との旅もありました。そして10年程前からは船の旅にはまってしまいました。
最初はクイーン・エリザベスⅡで南太平洋へ — 少し波は高かったけれど、赤道祭(*)で気がほぐれ、同行の友人は大病後でしたが、日に日に元気になっていくし、船員達のサービス振りも誠に見事。それにもまして、外国人夫妻との楽しい交流。船の旅はゆったりと時が流れる中に船員や旅を共にする諸外国との温かい語らいが生まれます。
言葉なんて少々わかっていればいいようです。下船して街で買い物するときは値切る楽しさを、個人店は親子でやっているところも多いし、思いがけなく話題が広がるもの。また、ヨーロッパの川の旅では両岸の景色は古城があったり、手を振ってサイクリングする親子たちを見ると古さと新しさのなかで上手に生きているのを嬉しく感じたり、また途中寄った大聖堂もさることながら、近くの書店で版画を選んでおじさんと片言話をしたりする楽しさは格別です。
それにもまして、船の中の人々とも日々親しさが生まれ、若々しく見ていたご夫婦が話の中で戦争中のことを語りだしたり話が弾む事しきりだったことも。また別の旅では、旅行中に転んでしまった私の友人を皆さんが助けてくださり、帰国後の快気祝の集まりを機に、年に2回程のあつまりができてしまいました。皆様本当に楽しみ好きで、生き方上手の方ばかりで教えられることの多いお付き合いです。年齢は当方の方が多いのですが、まだまだのようです。
来年は海外旅行も30年 — 楽しい船旅をしてゆったりとした中で異文化にも勝る素晴らしい友情をますます育んでいきたいものです。それが日常の中での大きなエネルギーになっていることは確かです。皆さんもぜひ試してみてください。
(*)赤道祭とは・・・船が赤道を通過するときの海の神ネプチューンに許しを乞うというイベント。

1997年2月、バーでの楽しい語らいを終えて、これから美味しい夜食でもと思って私のキャビン603号室に帰った時、電話がなった。「今夜はすばらしい南の海ならではの絶景が見られますよ。深夜2時頃、是非お出でください。」
当直の一等航海士からのお呼び出し?何事ならんと期待と不安に胸をふくらませて、うどんの夜食で腹ごしらえをして、家内ともどもキャビンを出た。
小さい船なので廊下を直行して、その突き当りの操舵室の扉を開けると、黒いカーテンで仕切られた中は真っ暗。目を凝らしてみると、小さい声が呼びかける。それはキャプテンと件の航海士、そしてそこで目にしたものは、「こんな海と空があったのか」と思う程美しい、一幅の絵でした。
船首の、ガラス戸に切りとられた一画には、低い夜空に南国の満月が洸々と輝き、その下に展開しているのは、海が小さな無数の波を立て、瀬となり川となって、月光を受けてあやしくもまぶしく輝く動く名画だった。空は晴れ、満月で、海はあくまでも平安な南の国での好運が味方して創りだしてくれた、それはあの「ムーン・リバー」だった。思わず「ムーン・リバー」とあの歌のメロディを口ずさみ、えも云われぬ絶景に息をのみ、家内と目を見合わせて幸福を実感したのだった。
スマトラ島北海岸を、ジャワ島に向かって航行中の出来事だった。船は昭和海運(後に日本郵船に併合)のオセアニック・グレース号での18回目のクルーズだった。
この船とのそもそもの出会いは、1990年12月から翌年の新年にかけての所謂初詣のクルーズで、これが私のクルーズ元年です。
「オセアニック・グレース」はその名のとおり大変優雅な、姿形とも美しい小型船で、コンパクトで居住性もよく、以来約6年間で20回乗船しました。初詣、東北三大祭や阿波踊り、風の盆などのお祭りクルーズ、日本一周クルーズ、更にはサハリン、韓国、東南アジア22日間のロングクルーズなどですが、この間キャプテン以下のクルー、レストランのスタッフとの密な交流、ゲスト同士の陸上とは異なる一体感、親密さ、まさに呉越同舟と云う言葉も成る程と思わせるような船の旅にすっかりはまり込んでしまいました。
この船がなくなって8年経った今でも、ラストクルーズがあった6月初め頃には、これらのメンバーが相寄って同窓会をやっているような始末です。その後も船好きが誘い合い、お互いに情報を交換しながら、いろいろな船にのり、世界各地を船中心に観光してきました。運河、フィヨルド、歴史に浸った地中海、アラスカの氷河、南のニュージーランド、オーストラリアの深い緑の島々に、タヒチの言葉に尽くせない海の色のグラデーション、こんなすばらしい景色の中に、共に食卓を囲み、美味しいワインを飲み、興至れば手を叩いて歌い踊り、またキャプテン主催のパーティーでおしゃれを楽しみ、ビンゴゲームに興じ合った沢山の友がいることが、何と云ってもクルーズの醍醐味ではないでしょうか。また、欧州の何回かのクルーズで、いつもディナーの席や夜遅いバーの一角で、私たちの好きな曲を覚えていて、いつも美しい演奏をしてくれたポーランド人音楽家夫妻との長い交歓も、いつまでも忘れられない清らかな珠玉のような思い出です。
クルーズのよさ、楽しさはいろいろと挙げられております。スローライフではないが、ゆっくりと時を送る優雅な旅。食事を楽しむ時間を有効にフルに使えること、マイペースでの休養、イベント、荷物のパッキングから解放されること、何れもそのとおりですし、私もそのために乗ってきました。しかし、私が合計40回以上も乗船し、いつもよかったと思って下船するのは、第一には陸からではなく、地球の70%を占める海から物を見ること、視点をおくことができること、そして何よりも、必ずよき友、尊敬すべき人達との出会いがあり、感銘を受け、そしてその交際が永続きすることです。同じ船で食べ物を、環境を共有して、お互いの楽しみを発掘し合った仲間との交流は、必ずいつまでも続くことだと信じております。
もうすぐ夏を迎えます。旅の、クルーズのシーズンです。楽しい幸せな条件を探し出し、皆で一緒に船上でそれを共有し、よいものを感得しましょう。
3月11日出発の「シルバークラウド号」マラッカ海峡とシンガポールの旅に同行させていただきました。
6ッ星の豪華客船シルバークラウド号での3泊4日の乗船体験です。船内ライフに慣れた頃にはもう下船、という忙しい日程ではありましたが、世界最高峰といわれるシルバーシークルーズ社のサービスの充実度と食事のおいしさなどを皆様にご理解いただけるツアーになったかと思います。
下記に帰国後にご参加のお客様にお送りした旅日記からの抜粋をご案内いたします。
≪旅日記2日目より:乗船日≫
シンガポールクルーズセンターに到着。乗船券とパスポートを用意して乗船です!中に入ると手荷物検査とパスポートチェック、長い長い廊下を歩いていくと、いよいよシルバークラウド号の船内へ。
船内スタッフがおしぼりとウェルカムカクテルのサービス。奥へ進んでカウンターにてパスポートと交換にクルーズカードを受け取りました。その後、写真登録。パチっとあっという間に終了し、『もう撮ったの?』というお声もあがりました。
それぞれのキャビンへ。
17:00 パノラマラウンジ【デッキ8】にライフジャケットを持ってご集合。
ライフ ジャケットのオレンジ色で埋め尽くされました。避難訓練の開始です。警笛が鳴り、英語での説明でした。
その後、スタッフが非難場所の甲板に誘導。前の人の右肩に右手をのせて、ゆっくりゆっくり列をなして移動しました。
ボートの前で止まって再び説明。『こちらがあなた方の避難用のボートです。』『じゃあ私達、運命共同体ですね。』
17:30 続いて同じくパノラマラウンジにてグローバルのオリエンテーションを行いました。
船会社の井上さんより、船内設備のご案内。そしてエグゼクティブシェフのウィムさんよりご挨拶もありました。
お寿司とお味噌汁を用意いたします!と張りきってご挨拶。(お味を試された方、いかがでしょうか??)
18:00 シルバークラウド号、シンガポールより出港。皆様プールデッキにて出港の風景をお楽しみいただきました。
19:30〜 夕食:初めて船内でのディナーをお取りいただいた方もいらっしゃいましたが、体験クルーズ・ディナーのご感想は。ザ・レストラン【デッキ4】/サレッタ【デッキ4】にてお楽しみいただきました。
≪旅日記3日目より:船長主催のウェルカムバーベキュー≫
19:30 本日のお食事は、プールサイドデッキ【デッキ8】にて、キャプテンのウェルカムバーベキューです。
ビュッフェ形式でお好きなものをおとりいただきました。食事の途中で、ファーストダンスが始まりました。よく見ると、クルーズディレクターのレイとS様の奥様ではないですか!!とっても素敵でした。
その後、皆様順にダンスの和の中で、踊りをご披露いただきました。お食事が終わった頃に、ショータイムの始まり。手足の長い綺麗なダンサー達の歯切れの良いショーをお楽しみいただきました。
最後は、お客様皆さんが輪の中に入ってダンスタイム。耳慣れた『YMCA』が流れた時には、ポーズを取りながら大合唱となりました。
皆様お疲れ様でした!!