福井敬 (テノール) Kei Fukui

国立音楽大学卒業、同大学院、及び文化庁オペラ研修所修了後、渡伊。
二期会『ラ・ボエーム』ロドルフォでの鮮烈デビュー以降、群を抜く輝かしい声と情感溢れる演技でわが国を代表するテノールとして活躍。近年では、2010年満を持して取り組んだ東京二期会『オテロ』、同年『ファウストの劫罰』、12年二期会『パルジファル』、13年同『ホフマン物語』、14年同『ドン・カルロ』にいずれも主演し、絶賛を博している。
ソリストとしてもN響をはじめ国内主要オーケストラから引く手数多の活躍を続け、完成度の高い演奏は多くの国際的指揮者たちから賞賛を得ている。
CDは≪君を愛す≫≪悲しくなったときは福井敬、日本をうたう。≫等をリリース。
本年10月11日びわ湖ホール『リゴレット』にマントヴァ公爵で出演予定。
芸術選奨文部大臣賞新人賞、五島記念文化賞オペラ新人賞、出光音楽賞、エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞など歴賞。国立音楽大学教授。東京藝術大学非常勤講師。二期会会員