木下美穂子 (ソプラノ) Mihoko Kinoshita

大分県立芸術短期大学を経て、武蔵野音楽大学卒業。同大大学院、及び二期会オペラスタジオ修了。
日本音楽コンクール、日伊声楽コンコルソ、イタリア声楽コンコルソを同一年度で制覇。国内三大声楽コンクール三冠王として脚光を浴びる。またヴェルディ国際コンクール第2位をはじめサンタ・マルゲリータ国際声楽コンクール、及びL.アルバネーゼ・プッチーニコンクール第1位(NY)等受賞歴多数。
小澤征爾指揮『ドン・ジョバンニ』ドンナ・エルヴィーラでデビュー後、二期会オペラ『蝶々夫人』、『ボエーム』、『椿姫』、『仮面舞踏会』などに出演。
海外では2007年にワシントン州スポケーン交響楽団とヴェルディ「レクイエム」でアメリカデビュー後、ボルティモアオペラ『蝶々夫人』、ミシガンオペラ、バンクーバーオペラ、シラキュースオペラ、アリゾナ・フェリックスオペラ、オペラサンタバーバラ等で『蝶々夫人』に出演。
2012年には、ロンドン・アルバートホール『蝶々夫人』でロンドンデビューを飾り、2011年にはピサ・ヴェルディ劇場でイタリアデビューを果たした。
2012年はヒューストングランドオペラにて世界初演の新作オペラに出演、高い評価を得、2013年にも同劇場にて昨年同様世界初演の新作オペラに出演し、最大級の賛辞が寄せられた。
本年は8月にはフランス巨匠のミシェル・プラッソンの指揮による東京二期会『ホフマン物語』にてアントニアでの出演が予定されている。
2014年4月、東京二期会『蝶々夫人』、2015年は、モントリオール歌劇場にて『蝶々夫人』の出演が決まっている。
第16回新日鉄音楽賞、第16回出光音楽賞受賞。二期会会員、ヒューストン在住。