心の財産となる旅を

第100回 グローバル クラシックコンサートのご案内

100回を迎える今回は、中田延亮指揮・神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏とともに、
一流のオペラ歌手を迎えて迫力のあるアリアなどを披露します。
日曜の夕べに「音楽で繋ぐ世界の旅」をお楽しみください。

出演者:中田 延亮(指揮者)、北村 晶子(ピアノ)、松原 有奈(ソプラノ)、松本 真代(ソプラノ)、山﨑 わかな(ソプラノ)、笛田 博昭(テノール)、古橋 郷平(テノール)、ジョン ハオ(バス)、海野 幹雄(チェロ)、越乃 リュウ(司会)、神奈川フィルハーモニー管弦楽団

曲 目:美しく青きドナウ  ハンガリー舞曲 1番・5番 鳥の歌 すみれの花咲くころ カンツォーネメドレー 
歌劇「カルメン」より“闘牛士の歌”  喜歌劇「ほほえみの国」より “君こそわが心のすべて”
歌劇「蝶々夫人」より“ある晴れた日に”   歌劇「トスカ」より“星は光りぬ”  他
※曲目は変更される場合がございます。

 
2022年9月4日(日) 午後4時開演 (午後3時30分開場)

会場:サントリーホール (東京 六本木)
全席指定席:S席: 6,000円 /
      A席: 4,000円 /
      B席:3,000円 (全て税込)
協賛: 
協力:

お申込み方法
電話:03-3505-0055
月~金 10:00~18:00 (土日・祝日休み)

 

出演者プロフィール

中田 延亮 /指揮者

桐朋学園でコントラバスを専攻する一方で指揮を学び、在学中より活動を開始する。2005年より本拠を欧州に移しウィーン市音楽院古楽科などで学ぶ。巨匠ジャン・フルネ氏に認められ、最晩年の生徒として師事し薫陶を受ける。07年ブルガリアのスタラザゴラ歌劇場でヨーロッパデビュー、ドナウ交響楽団主催の国際指揮者コンクールで第1位受賞。その後はラトヴィア国立交響楽団とのエストニアツアーなど客演を続けている。現在はスペインのバレンシアを拠点に、上記に加えポルト・アレグレ交響楽団(ブラジル)、新日本フィル、東京フィルハ、九響、群響、ブラショフ歌劇場(ルーマニア)などに客演している。2008-10年スタラザゴラ歌劇場首席客演指揮者。


北村 晶子 /ピアノ

桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部ピアノ専攻卒業。イタリアにて研鑽を積む。リサイタルの他、「建国記念日を祝う会」では、内閣総理大臣の前にて独奏。オーケストラとも多数共演。新国立劇場オペラ研修所講師を経て、浜離宮朝日ホール主催のマイクロオペラシリーズや京都コンサートホールオペラ公演、港区民オペラ「椿姫」の音楽監督を務めるなど声楽家から絶大な信頼が寄せられている。NHK・FMリサイタル、名曲コンサート、ラジオ深夜便、TV東京「たけしの誰でもピカソ」等メディアにも多数出演。2009年より3人テノール(青薔薇海賊団)のコンサートをプロデュースし、サントリーホール二期会WEEK(二年連続)、紀尾井ホール、東京文化会館、王子ホール他全国で公演。2017年には東京サロンシンフォニーオーケストラのソリストとしてラプソディー・イン・ブルーを演奏し好評を博した。日本では数少ない本格的コレペティトゥールとして多くの声楽家を指導している。日本演奏連盟会員。


松原 有奈 /ソプラノ

国立音楽大学声楽科卒業、同大学院オペラコース首席修了。イタリア・ミラノにて研鑚を積む。第64回日本音楽コンクール声楽部門第2位入賞。
二期会50周年記念公演、パスカル・ヴェロ指揮、宮本亜門演出「フィガロの結婚」においてスザンナ役を多数の応募者の中から射止め、清冽な歌唱とチャーミングな舞台姿で大喝采を浴びた。その後、二期会オペラ、若杉 弘指揮、鈴木敬介演出、R.シュトラウス作曲「エジプトのヘレナ」(日本初演)にアイトラ役し存在の大きさを確実なものとした。パスカル・ヴェロ指揮、宮本亜門演出の「コジ・ファン・トゥッテ」にデスピーナ役で出演、本公演最大の立役者と評される。同公演は文化庁芸術祭大賞を受賞した。
新国立劇場小劇場「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・エルヴィーラ)、国立音楽大学主催「魔笛」(パミーナ)、横浜シティオペラ「ヘンゼルとグレーテル」(グレーテル)、「フィガロの結婚」(スザンナ)、「カルメン」(ミカエラ)、「ラ・ボエーム」(ムゼッタ)、「こうもり」(アデーレ)、浜離宮マイクロオペラ「椿姫」(タイトルロール)、及び「カルメン」(ミカエラ)、室内歌劇場「コジ・ファン・トゥッテ」(デスピーナ)、立川市民オペラ「パリアッチ」(ネッダ) 町田シティ・オペラ「フィガロの結婚」(スザンナ)、「ラ・ボエーム」(ミミ)、「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・エルヴィーラ)等に出演。新国立劇場アンドレアス・ホモキ演出「フィガロの結婚」スザンナ役に抜擢され、その安定した歌唱と的確な演技により各誌で高い評価を受けた。その他、二期会主催のコンサート、NHK-FM名曲リサイタルに出演のほか、モーツァルト・フォーレ・ヴェルディの「三大レクイエム」をはじめ、ヘンデル「メサイヤ」「天地創造」、モーツァルト「ハ短調ミサ曲」「戴冠ミサ曲」、バッハ「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、等、宗教曲、合唱曲のソリストとしての出演も多く、正統的でムラの無い歌唱が常に高い評価を得ている。
二期会会員、国立音楽大学講師。
CD「松原有奈モーツァルト・オペラ・アリア集with Piano Quintet」をリリース。


松本 真代 /ソプラノ

フェリス女学院大学音楽学部声楽学科卒業。同大学ディプロマコース修了。二期会マスタークラス修了。成績優秀者による《二期会新進声楽家の夕べ》に出演。《第31回ソレイユ音楽コンクール》第2位、優秀賞受賞。2017年『ばらの騎士』で二期会オペラデビュー。二期会会員。町田シティオペラ協会ソリスト会員。


山﨑 わかな /ソプラノ

東京都出身。国立音楽大学卒業、同大学院オペラコース修了。国立音楽大学卒業演奏会、同大学院新人演奏会、大学院オペラ『フィガロの結婚』スザンナ役、二期会新進声楽家の夕べ、第20回DIVA,DIVOなどに出演。二期会マスタークラス修了時に優秀賞受賞。二期会会員。


笛田 博昭 /テノール

名古屋芸術大学音楽学部声楽科首席卒業。同大学大学院修了。名古屋芸術大学特別公演『トゥーランドット』カラフ役でオペラデビュー。その後イタリア留学中にコンクールで優勝。フェッラーラ歌劇場で『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ役で出演し、イタリアデビューを果たす。イタリアをはじめ国外において多数のオペラやコンサートに出演しながら、研鑽を積む。
帰国後、『仮面舞踏会』リッカルド、『蝶々夫人』ピンカートン、『トスカ』カヴァラドッシ、『カルメン』ドン・ホセ、『ノルマ』ポッリオーネ、『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ、『道化師』カニオ、『椿姫』アルフレードなど、藤原歌劇団公演をはじめとし、プリモ・テノールとして数多くの公演に参加し、常に好評を博している。2020年2月藤原歌劇団公演『リゴレット』マントヴァ公爵役として出演が決定している。国内外問わずソリストとしても活躍。イタリア・ヴァチカン国際音楽祭に参加し枢機卿の音楽ミサで演奏、NHKニューイヤーオペラコンサート、各種コンサートに出演。類まれなる“声”と恵まれた舞台姿を兼ね備えた、文字どおりのプリモ・テノールである。
第20回五島記念文化賞オペラ新人賞、文化庁新進芸術家海外留学制度研究員、第50回日伊声楽コンコルソ第一位、及び五十嵐喜芳賞・岡部多喜子賞受賞等、受賞多数。藤原歌劇団団員。新潟県湯沢町特別観光大使。


古橋 郷平 /テノール

大阪府出身。沖縄県立芸術大学卒業。
ボローニャ国立音楽院にて研鑽を積む。
在伊中、ボローニャ市立歌劇場にてオペラデビューを果たす。トスティ歌曲国際コンクールアジア予選で優勝、聴衆賞、奈良県知事賞受賞。その後イタリア本選にて第3位、聴衆賞受賞。 日本音楽コンクール(オペラ、歌曲 両部門)入選。これまでに、『魔笛』タミーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、 東京オペラプロデュース『復活』ディミトリ等に出演。コンサートソリストとしては、『第九』、『レクイエム』(モーツァルト、ヴェルディ)、オルフ『カトゥーリカルミナ』『カルミナブラーナ』、大阪フィルハーモニー交響楽団創立70周年記念、バーンスタイン『ミサ』(井上道義指揮)等でも活躍。東京二期会では14年『チャールダーシュの女王』エドウィン、15年パルマ王立歌劇場との提携公演『リゴレット』マントヴァ公爵(アンドレアバッティストーニ指揮)、17年『蝶々夫人』ピンカートン(ガエタノデスピノーサ)に出演し好評を博す。


ジョン・ハオ /バス

中国瀋陽出身。中国中央音楽学院卒業後、中国中央オペラハウスにて活躍。05年に来日し、東京藝術大学大学院修了。第38回イタリア声楽コンクールシエナ部門シエナ大賞(第1位)受賞。
07年日本デビューとなった東京藝大創立120周年記念公演『ラ・ボエーム』コッリーネで一躍脚光を浴び、09年井上道義指揮・東京芸術劇場シアターオペラ『トゥーランドット』ティムールで更に注目を集める。以降12年二期会『ナブッコ』ザッカーリア、13年佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ『セビリャの理髪師』バジリオ、日生劇場『フィデリオ」』ドン・ピツァロ、14年二期会『ドン・カルロ』フィリッポ二世、15年いずみホール『魔笛』ザラストロ、16年同『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、17年びわ湖ホール『ラインの黄金』ファフナー等、バスの主要な役を演じる活躍を見せ、存在感ある美声の貴重なバスとして好評を博している。
またコンサートでもベートーヴェン「荘厳ミサ」「第九」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、ヴェルディ「レクイエム」、ショスタコーヴィチ「森の歌」等のソリストとして高い評価を得ており、17年には「NHKニューイヤーオペラコンサート」に初出場した。二期会会員


海野 幹雄 /チェロ

音楽性溢れるマルチなチェリスト。室内楽奏者としての信頼も厚く、現代音楽の演奏にも積極的、また編曲家としての評価も高い。
父は元NHK交響楽団コンサートマスター海野義雄氏、母は元都響首席チェリスト海野ユキ恵氏。第20回霧島国際音楽祭特別奨励賞 等、数々の賞を受賞。
全国の主要オーケストラに首席奏者として客演している。
NPO法人「ハマのJACK」理事。東邦音楽大学講師。


越乃 リュウ /司会

1993年 第79期生として宝塚歌劇団に入団 
2008年 宝塚史上最年少で月組組長に就任 月組生80人を牽引し数々の公演を成功に導く
2013年 宝塚歌劇団退団
退団後は、150周年スイス日本友好記念行事公式開会式にて日本とスイスの国歌独唱
V.プレミアリーグ優勝決定戦にて国歌独唱
カンヌにてモナコ公国アルベール2世大公主主催パーティーでパフォーマンス
MBS毎日放送 知的好奇心バラエティー番組「おとな会」にナレーターとしてレギュラー出演
飛鳥Ⅱにて船上コンサート
京都・上賀茂神社式年遷宮一周年奉納イベント「百華繚乱」をプロデュース
舞台「エリザベートTAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート」出演
写真展「SPIELER~表現者」を東京、京都、新潟の三都市で開催
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 コンサートホールにて クリスマスソロコンサート
GINZA SIX観世能楽堂で芸能生活25周年記念リサイタル「瀏覇」を公演
在団中より、ダンスと歌、芝居と三拍子そろった男役として活躍
なかでも長身を生かした、しなやかなダンスを得意とし、近年は振り付けも手がける
ディナーショーやソロコンサートをはじめ、トークMC、フォトグラファーなど表現者として舞台を中心に新たな活動の場を広げている


神奈川フィルハーモニー管弦楽団

地域に密着した音楽文化の創造をミッションとして、神奈川県全域を中心に全国各地で幅広い活動を続けている。横浜・川崎を中心とした定期演奏会、県内各地を回る巡回公演などの主催公演を開催。音楽教育にも積極的で、小中学校での音楽鑑賞教室を全国各地で開催し、広い世代に音楽の魅力を伝え、また医療機関や特別支援学校への出張演奏も積極的に行っている。2020年には創団50周年を迎えた。指揮者陣は、音楽監督に沼尻竜典、名誉指揮者に現田茂夫、特別客演指揮者に小泉和裕を擁している。
www.kanaphil.or.jp

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