神秘の王国ブータン
ヒマラヤに抱かれた秘境 10日間
2007年4月27日







インドのコルカタを経由して、神秘の王国ブータンが近づきました。田んぼや畑が見える谷沿いに到着です。

パロ空港で入国審査を通るとお迎えはブータン衣装のガイドさんが待っていました。マイクロバスはパロの小さな町中を抜けヒマラヤが見える田園風景で止まりました。早い昼食です。ブータン料理の洗礼は唐辛子のチーズ煮込みで辛い辛いの連発でした。ツアーの方は別に辛くないビュッフェの食事が用意されています。

出発して渓谷沿いでは白い尾長ザルを見かけ車内はそれを撮ろうと大騒ぎです。約4時間走り3,150mのドチュ・ラ峠ではヒマラヤ連峰が目の前に現れました。地元の人々とヤギや犬と一緒にパチリ。少し下った展望レストランでティータイム、ブータンのビスケット(これは美味しい)と紅茶、コーヒー、バター茶をいただきました

ヒマラヤ山脈7,000mの山並みを見ながら山を下り亜熱帯地方のプナカに到着。翌日は3つの峠を越えてジャカル地方に向かいました。自然に咲くシャクナゲや高山植物が綺麗でした。目的のウラヤク・ツェチェ祭りです。狭い山道を進み、小さな峠で雪のヒマラヤを一望します。

「ツェチェ」はパドマサンバヴァを記念しての法要として2日間お祭りが続くようでした。12人の踊り手が演じるダミツェ・ンガチャムの踊りは,動物の仮面を付け太鼓を持って踊る仮面舞踊でした。圧巻はゾン(お寺と役所からなる城)各地のゾンは綺麗な姿をみせていましたが、プナカゾンは川の三角州に建ち、ジャカランダとブーゲンビリアが咲き乱れていました。この度の旅行は、日本のルーツに会えた気持ちです。大自然と笑顔の人々、そして着物文化が素晴らしいブータンにお出かけしませんか。

ツアーコンダクター 小形 博人

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