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2010年8月13日(金)〜9月1日(水)
ツアーコンダクター:小嶺 洋子
ここは1940〜1942年に行われたロッホ号による最初の北西航路探査において、1941年の越冬地となった場所です。その年の冬、警察長官アルバート・チャートランドが突然心臓発作で亡くなりました。ラーセン船長とハント伍長は、往復1300kmの道のりを犬ぞりで走り、ローマカトリックの神父を探しだし、ここに連れてきて葬儀を行ったと言われています。
上陸後、周辺を散策。辰馬様は1時間半のウォーキングに参加。アルバート・チャートランドの墓、ロッホ号が越冬した時に使われていたであろう小屋の板やランタン、缶詰、カリブーの肉を貯蔵するための穴なども残されていました。湖の水は透明で、人の姿をきれいに映し出していました。鴨の親子も湖を泳いでいました。また、シロフクロウのフンも落ちていました。肉食のシロフクロウのフンには、消化し切れなかった小さな骨が入っていました。(多分タビネズミのもの)
夕食後ラウンジにて、明日のジョア・ヘブンで歌うイヌイット語の歌をアユと練習。日本語の歌もあわせて練習しました。
★お休みの前に時計の針を1時間戻す。